第30回柔道整復国家試験問題 考察

こんにちは!

第30回柔道整復国家試験問題の考察についてお話したいと思います。

ただ、全250問、11分野は多いので、今回は【必修問題】【解剖学】【生理学】【柔道整復理論】の161問、4分野に絞って考察します。

各分野の紹介をする前に、第30回柔道整復国家試験から問題の出題基準が変わったのはご存じですか?

もし、知らなかったらコチラ⇩をご覧ください!

出題基準が変わり、10項目ほどカリキュラムが追加されました。追加カリキュラムのうち9項目が【必修問題】【解剖学】【生理学】【柔道整復理論】になりますので、今回はこの4項目に絞りました。

それでは、考察に移りたいと思います。

目次

必修問題

必修問題は第28回国家試験より30➡50問に変わりました。それに伴って出題範囲も変わりました。

〇出題範囲

  • 柔道整復術(認定実技に関わる範囲)
  • 関係法規
  • 社会保障制度(第30回より正式に追加)
  • 職業倫理(第30回より正式に追加)
  • 柔道

これらの5項目より出題されます。

第30回柔道整復国家試験では以下のような出題になっています。

※問19複数回答、問38全員正解

  • 柔道 2問(4%)
  • 職業倫理 3問(6%)
  • 社会保障制度 4問(8%)
  • 関係法規 9問(18%)
  • 柔道整復術 32問(64%)

このような結果でした。追加された【職業倫理】【社会保障制度】に関してはもう少し問題数が増えるかと思ってましたが、それほど多くは出題されませんでした。

必修問題は80%以上を取らなくてはいけないため、どれかの科目を捨てると考えるのは非常に危険です。特に柔道整復術の分野は64%を占めているため、9~10割をとれるように目指す必要がありますね!3年生時の認定実技試験にしっかり取り組むことが必修問題の攻略に重要です!

解剖学

続いては解剖学についてです。解剖学は追加カリキュラムはないとされていましたが、分野ごとの出題に変化があったため、簡単に紹介します。

解剖学30問の出題分野はコチラ⇩になります。

問題数に変化はなく、項目ごとに出題順番にも変更はなかったです。ただ、今までは【映像解剖】の分野の問題は出題されていなかったが、今回初めて出題されたため、教科書は全体的に確認しておく必要があると思われます。

解剖学は以前から骨、関節、筋などの【運動系】、中枢神経、末梢神経などの【神経系】の問題が多い傾向にありました。第28回国家試験では運動系➡6問、神経系➡6問でした。運動系・神経系だけで1/3以上を占めていました。しかし、第29回、そして第30回では運動系・神経系で15問!1/2を占め、さらに増えた結果となりました。柔道整復師が覚えておくべき分野に絞って出題されるようになってきたのかもしれないですね。

これらから、解剖学に対する国家試験対策は運動系・神経系から手を付けていくことが重要だと考えられます。

生理学

生理学についてです。追加カリキュラムのうち【高齢者の生理学的特徴と変化】【競技者の生理学的特徴と変化】の分野が該当します。

第30回国家試験生理学の出題分野はコチラ⇩になります。

生理学で大きく変化した点は2点あります。1点目は問題数の変化です。過去の国家試験問題では生理学25問でしたが、第30回国家試験では26問に変わっていました。その代わり運動学が10問から9問に変わっています。2点目は出題分野の順番が生理学の教科書の第4版に準じた形となっています。

追加カリキュラムの分野【高齢者の生理学的特徴と変化】【競技者の生理学的特徴と変化】もどちらも出題されていました。

生理学の対策としては解剖学のように特定の分野の出題が多いというわけではないので、全体的に学習していく必要があると思います。ただ、問題の難易度が高いわけではないので、国家試験の過去問などから手を付けていけば点数が上がると感じます。

柔道整復理論

最後に柔道整復理論についてです。柔道整復理論も追加カリキュラムの影響を大きく受けています。追加項目として【外相の保存療法】【物理療法の機器の取り扱い】【柔道整復術の適応と臨床判定】【高齢者の外傷予防】【競技者の外傷予防】があります。

第30回国家試験柔道整復理論編の出題分野はコチラ⇩になります。

各分野の割合はコチラ⇩です。

問題数については変更はありませんでした(55問)。追加カリキュラムについては問69、72、73、74、115で医療画像、物理療法、外傷予防などの範囲に触れています。5問程度の出題となると今後も対策が必要になると考えられます。

追加カリキュラム以外の変更点として、実例問題の増加があります。実例問題は第28回の出題基準から10➡15問なりましたが、第30回では15➡20問となりました。実例問題は文章中にヒントが沢山隠れているので普段から勉強している人には解きやすいですね。ただ、国家試験250問ある最後の20問が文章問題だとかなり疲労しそうですね、、、。普段から問題を読むクセ、沢山問題を解く練習をしておくといいと思います。

おわりに

ここまでご覧になっていただきありがとうございました。

今回は第30回柔道整復国家試験問題について、簡単に考察してみました。1問1問の解説を今後はしていきたいと思います!

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